からだを若返らせる細胞運動

一部だけではなく、全ての組織内細胞を若返らせることが重要です。そのためには、自分の細胞に話しかけることを学ばなければなりません。毎日の日課の前に、自らの細胞に挨拶をし、細胞から脳、目、鼻、耳、そしてゆっくりと下がって肺、心臓、胃、腸、そして最後に自分自身に挨拶をしてから、初めて仕事を始めるのです。「自分自身」とは、自分の体内案内人のようなものです。この方法以外で、人体の全ての細胞間の一致と結びつきを期待することはできません。この方法を納得せずにこの細胞運動を行なっても、一日中意識が上昇下降を繰り返すだけで、効果がありません。「何をすればいいか分からない。生きたくない!」と言う気持ちは、自分の体組織に対して非常に重要な義務を果たしていないから、起きてくるのです。そういう人は物質的に恵まれた人生を歩んでいても、それを認識できず有効に使うこともできなくなります。